3月27日。遊びに行った先で偶然お友だちに会いました。
オタマジャクシとシジミを分けてくれるというので観察
用に預かることに。

シジミもこのまま飼えるんだって
シジミは3月下旬くらいまでしかいないそうで、ラッキー
なんだとか。砂地で冷たい水の川、流れの静かな浅瀬に
埋まっているんだそう。
ちょうど昨年からずっと続けているベランダトロ箱が
あるので、そこに入れてみることにしました。

枯れたホテイアオイとおだまじゃくし
ホテイ草は晩秋に枯れて溶けてしまいました。でも、
これは意味があってこのままにしています。根っこが
しっかりしていて、この部分が保温や生き物の隠れ家に
なるというのです。ホテイ草が入っているトロ箱は日の
当たるベランダに移動しておくと、温かいままでした。
表面に薄氷が張る日はあったけど、基本的には大丈夫。
この一見ドロっとした沼みたいなトロ箱におだまじゃく
しとシジミを入れました。

シジミが入ってあっという間に水の透明度が上がる
オタマジャクシは真っ黒で音符みたい。シジミすごいね!
濁っていてよく見えなかった水が透明になりました。
シジミ偉い! 高温が苦手らしいので、夏場は別に分け
て涼しいところに置いてやらないかとな〜。

枯れてドロドロした葉っぱを食べていました
オタマジャクシは雑食なのだけど、自然にいるのは水底
に沈んだ枯れ葉なんかを食べるんだそう。なので、ホテ
イアオイもそのままにしておきました。

桜の花びらが降ってくる暖かな日、おたまも日光浴

うちに来て1カ月。4月28日、脚が生えています
脚が生えてきた子が何人か。この頃になると食欲旺盛で、
メダカにあげた餌を水面に上がって仰向けになってお腹
を見せながらワシワシ食べていました。壁に集まって浮
くメダカの餌を「シャリシャリシャリ」と集団で食べる
音が聞こえるくらい。
スルメをあげたら食べていました。ほかに食いつきが
良かったのは裂けるチーズ! 争奪戦になりました。
おもしろいな〜。アマガエルのおだまはうでたまごの
黄身が大好物なのですけど、このおだまたちは食べず、
タニシが食べてました。

5月6日、手が生えてきた人多数。お別れのときです
GWに入り、連休中におだまじゃくしを返しに行こうと
考えていました。脚が生えると1周間しないくらいで
手も出てきます。そうすると、アマガエルじゃない限り
は、飼ったことがないので元いたところに返すのが良い
のです。どう見てもアマガエルじゃないし。
最初に手が生えた子を確認したのが5月3日。4日は
わたくしが不在で観察できず、5日夜に戻ってきて見ると、
だいぶ手てが生えてきた子が増えて。。。お別れのとき
が近いです。さみしい。。

立派なカエルさんの姿や!!
6日の朝、元いた場所に返すために小さな網ですくって
箱に移しました。すると、おだまいないはずのバケツの
なかから、ひょっこりと小さなカエルが出てきたのです。
いつのまに尻尾もなくなって、トロ箱から移動しちゃっ
たんだね! 慣れているので菜箸の上に乗りました。
かわいいけど、バイバイだよ!

移動開始(笑)
いっぱいいるなぁ。わたくしは生き物全般が大好きなの
です。命を預かることで学ぶことも多いし、明らかに
生態系を壊すもの以外は、自然に増えたり減ったりする
姿を眺めるのが好きです。
えっちらおっちら、元いた場所に運びました。

ちょっと見えにくいんだけど、生まれた場所に帰還
シーズン的に、ザリガニが沢山いるんですね。でも、
ここにはいないであろうというポイントに返しました。
この小さな子たちが、全員大きくなることはないのだ
ろうけど、できればみんな大きくなってほしいね。。

なぜか陸に上がってきたひと!!
全員水に離して無事を確認したのに、なぜか戻ってくる
人あり。お、おぅ。とりあえず写真を撮って追いやり
ましたが、あとから見たらこれ、『ヒキガエル』系だ。
ヒキガエルは…飼えないよ(笑)アマガエルなら庭で飼え
るけどね。。
あんなに真っ黒で賑やかだったトロ箱、実はカエルさん
を返すのと同時に新人さんがやってきました。寂しがっ
てもいられない。それはまた次回に。
\\過去のカエル記事!//
▼tracks: わかっていても、悲しい出来事。
http://tracks.seesaa.net/article/21229327.html?1525603208