は以前からありますが、いまはネットを介することで
より早く、多くの結果を集めることができるわけです。
また、欲しい結果に合わせて答えを誘導できるように
設問することがテクニックとしてあり、「事前アンケー
トによると、これこれこういう結果が出ました。そこで
弊社は新商品●●を開発し…」というプレスリリースに
なったりするのです。
まぁ個人的にはネットアンケートは、あんまり信頼
できる情報だとは思っていないのだけどね… ポイント
稼ぎ目的の人もいるわけだし… 設問の時点でバイアス
がかかってたりもして、あんまり好きじゃないな…
そういった背景があるわけだから、公になってる数字が
すべて正しいのではなく、なにか思惑が絡んでいるかも
よと常日ごろ思っているところへキタコレ!
松尾貴史 ネタになる「統計データ」
帯の下の前掛けに書かれた「松数司」ってなんだろー
「統計データ」しかもキッチュさん(松尾貴史さん)が
書いたとなると読んでみないわけがありません。
キッチュさんが統計データについてどう感じて、どう
読み取っているのか興味あるでしょ! 早速ページを
開いてみます。
はじめに
こんな本を書いていてナンですが、私は統計学や世論調査にくわしいわけではありません。
イイ! しょっぱなからコレ!
ただ、日本人が持っている「お上意識」というか、権威に対して逆らわないというか、統計を出された時点で「それは客観的なものだ」と信じてしまうお人好しぶりに関して、一度怪しんでみる、疑ってみる姿勢は必要だという思いがありました。
そうそう! そうなのよね!
結婚式での余興をどう思うか?
この章ではスピーチのことが書かれています。話が長い
人への対処法も。なるほど、角が立たないってのは大事
よね。
それでね、思い出したのが長野で行われた先輩の結婚式
の余興。スピーチどころか地元消防団の方による、
大きなハリボテを使ったとても書けない出しもの。
新幹線に乗って長野からさらに単線に乗って時間かけて
参加してあれを見せられた日にゃぁたまりません。
ブログとして書けるネタになったけど…
話がそれました。
この本は、日刊ゲンダイで連載していたコラムをもとに
加筆修正のうえ1冊にまとめたそう。ひとつのテーマが
見開き2ページで書かれており、いつでもサクッと読め
ます。
生活、文化、社会、経済、政治の5章全72編。どこから
読んでもニヤリとさせられます。気になった章をもとに
キッチュさんのお話が聞いてみたいなーと思わせる良書。
ぜひ。
▼キッチュさんのツイッター
http://mobile.twitter.com/Kitsch_Matsuo
▼キッチュさんのカレーやさん
http://pannya.jp/