夏休みもあって、アゲハの幼虫を育てたり、子どもの
自由研究を含め色々とトライしましたが、個人的には
この夏、一番うれしかったんだなぁ。。
8月15日の朝、メダカトロ箱でたくさん卵を生んでくれた
功労者である楊貴妃メダカの1匹の尾っぽがちぎれている
のを発見。たぶん尾ぐされ病です。少し前からトロ箱で
は大人メダカの数が減っていて、産卵の疲れもあったの
かなと思いましたが、2匹しかいないうちの最後の赤い
メダカ、できれば良くなってほしいと薬浴することに
しました。
100均の飼育箱にカルキ抜きをした水を張り、アナカリス
(水草)と手持ちのマラカイトグリーンを入れて楊貴妃
メダカを隔離しました。
※マラカイトグリーン…動物用医薬品(観賞魚用)。
薬剤によっては水草は枯れてしまうが、マラカイト
グリーンは水草が入っていても使用可能。効能は
尾ぐされ病、白点病、水カビ病。発がん性が疑われて
いるらしいので、素手でさわらない。
マラカイトグリーンの用量は水100Lに対して10mlとの
ことだけど、薬浴に100Lも使いません。。1Lに対して
0.1ml、1滴が0.05mlらしいので、1Lだと20滴ポチポチ
するのか。
気温が35℃以上、水温も30℃を超える日々なので、毎朝
水換えをし、新たに薬浴させました。いきなり濃い液だ
とかわいそうかなと思い、少しずつ滴下を増やすことに
しました。
◆薬浴6日目(8月21日)
上から見るとこんな感じ。水草は酸素用ね
だいぶ尾っぽが回復してきました。エイジングもあるの
か、全盛期のヒラッヒラとまではいかないけれど裂けて
るのは治まってきた!
尾っぽも体もきれいになった
でもまだ念のため薬浴続けようね
◆薬浴9日目(8月23日)
なんか背中に赤いポチが!!
これはひょっとして赤斑症!? 水換えの時に傷つけ
ちゃっただけかもしれないけど…出血してることに
変わりはないので、まだ大部屋には戻れません。
薬浴を続けます。
◆薬浴11日目(8月26日)
尾っぽも下げて浮かんでいるだけ…
ここまでの間に、薬浴+塩浴(3g〜4g)をしたりして
きたけれど、どうも尾ぐされ病再発っぽい。餌は控えめ
にしていたのだけど、さすがに11日目ともなるとちゃん
と食べさせてあげたい。
尾っぽ下げてヒレも閉じて、ただただ浮かんでいるだけ
になってしまいました。。ここまでか。。。
◆薬浴14日目(8月28日)
隔離生活も2週間になりました。尾ぐされ病・赤斑症とも
に改善もヒレは閉じたまま。背中も「つ」の形に
曲がっている。元気になったらトロ箱ではなく睡蓮鉢に
入れる予定なのだけど、タイミングが悩ましい。
こっち見てる。がんばろうね
◆薬浴15日目(8月29日)
睡蓮鉢に戻しました
昨日1日よく見ていたけど、大丈夫そうなので睡蓮鉢に
放す。天気曇り、水温25℃とさほど高くないので慣らす
には良いかなと思って。ミントにつくベニフキノメイガ
の幼虫もしっかり食べて元気そう。数日は消化不良で
細いウンチをしてうないか注意して見る。
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こうして、9月下旬に入った現在も元気に過ごしています。
薬浴前〜薬浴中は痩せていたけど、だいぶ戻ってきまし
た。薬浴で毎日お世話したので慣れてくれたのか、睡蓮
鉢の近くに行くと、この楊貴妃メダカは我先に顔を
出してくれます。
昨年からベランダでメダカを飼って、初めて薬浴に成功
しました。メダカの寿命は1年とも言われています。5月
に来たときはすでに大人だったため、ことしの冬は越せ
ないかもしれないけれど、穏やかに過ごしてくれたら
いいなと思います。
薬浴してダメだと無力感に襲われるけど、生き返って
くれてよかった^^
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