ベランダビオトープを構成する大事なメンバーを紹介
します。(ジャーン)「死のバケツ」
もともとは昨シーズン中、メダカを追い回して意地悪を
するワルちゃんメダカを隔離するために独居房として
用意したバケツでした。冬には、枯れてドロドロに
なったホテイソウをこのバケツに移し、水を作るために
取っておいたのです。(微生物が育ってメダカのご飯に
なる)
今シーズンは、独居房から一旦メダカをトロ箱に移した
ので空になっていたのですが、ボウフラやタマミジンコ
が湧いてメダカの良いオヤツになりました。ボウフラ
たちをメダカトロ箱にやるときには「さぁさ、地上の
楽園に行きますよ。良いところですよ^^」とリラックス
させることを忘れません。
原種に近いようで、冬越しもした頑丈なワルちゃん
ことしのホテイソウは5月に買ってきたのですが、7月と
もなると株分けができるほど育ち、多すぎる事態になっ
たので、どんどんバケツに入れて放置することにしまし
た。
育ちすぎて余った水草はどんどん放り投げる、この
バケツにある水草は誰も気にかけない…それが死の
バケツと呼ぶようになった所以なのです。
ところが! ある日、さし水をするついでにフト見ると、
なんとメダカの稚魚がいるではありませんか! 移して
ないのに。おそらく、ホテイ草の根っこに産卵して
あったものが孵ったのでしょう。給餌してなかったのに、
よく生きていたものだなぁ。このバケツのなかでいつの
間に生態系ができあがっていたのですね。死のバケツな
のに。
大きくなった稚魚はスイレン鉢へ移すことにしました。
こちらのほうが広く水量も多いので安定した環境と
言えるのです。
死のバケツも大事にしたいと思います。っていうか、
水草余る用の入れ物って増えるよね(汗)「いっときの
退避用に」なんて思ってるのに、どんどん育っちゃう
(笑)
ウォータークローバーバケツ
いらないのを入れたのに良い具合に育ってしまう…
しかしなんか緑があったり、生き物がいるっていうのは
心が慰められますね。別に何かあるわけじゃないけど(笑)
スイレン鉢やトロ箱、バケツなど結構本数があるので、
さし水は1回で4Lぐらい使います。2Lのペットボトルが
出ると取っておいて、カルキ抜きに使っています。
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