失敗しているのにビオトープなんて仰々しいですね。
目指すは生き物が勝手に増えたり減ったりする、ビオ
トープなのです。それがマンションのベランダででき
ないか、という実験なのです。
昨年から、八百屋さんでもらってきた発泡スチロールの
トロ箱をベランダに置いて、ミナミヌマエビとメダカを
飼っています。
ブログをひっくり返したのですが、記録がない……昨年
は子どもの入学や、その直後に夫氏が入院したりして
余裕がなかったんでしょうね。。
トロ箱は2つ、ミナミヌマエビ専用とメダカ専用です。
最初は一緒にしていたのだけど、ミナミが抱卵して
赤ちゃんが生まれたので、メダカに食べられないように
と分けたのです。まだ、混泳させる自信ないからね。
その他、メダカの1匹が大変に乱暴で他のお友だちを追い
回しては意地悪をするので、独居房と称するバケツに
放り込んでおりました。
生育環境は、トロ箱2つ、バケツ1つ、エアレーション
なし、水草はホテイ草とウィローモス(何故か減って
いった…)アナカリス(これは速攻溶けてなくなり。
暑すぎたのか?)夏にはアオコだらけで箸を入れても
藻が絡みつく有様、でもミナミは子どもを産んだりと、
初めてベランダビオトープに挑戦したわりにはなんとか
生きていたのです。
が、秋にマンション全体に大規模な工事が入りまして、
一切のお世話ができないまま寒い季節に突入、ミナミは
全滅、メダカも独居房の一人と、トロ箱にかろうじて
一人、合計2人だけが越冬できたという残念な結果に
終わりました。
とはいえ、ホテイアオイが枯れてドロドロになった
トロ箱はそのままに、冬の間は日の当たる場所に移して、
リリースはせず挿し水だけで過ごしました。
そして2018年春。4月に入り気温が安定してからベランダ
の場所を移動しました。それと同時に、2匹だけになって
しまったメダカを合流させました。
独居房メダカは誰よりも大きかったのだけど、なんだか
細っています。冬の間は餌はあまりやらないそうなので
控えめにしていましたが、それだけではなさそう。メダ
カ痩せ病という病気があるのだけど、そこまではいって
ないかな。。バケツよりトロ箱のほうが栄養豊富っぽい
ので、しばし様子見です。
でもやはり2匹は寂しい。同性らしくて、抱卵もないし。。
オタマジャクシが来たこともあり、「またミナミヌマエ
ビとメダカを育てたいのだ。できれば今度はメダカにも
増えてもらいたい、そしてミナミともども越冬させたい」
という野望を持ち、新人さんをお迎えするに至ったので
す。
楽天のチャームさんで購入したのは以下6点。
「マツモ5本」
「ミナミヌマエビ20匹おまけ2匹つき」
「メダカ初心者セット楊貴妃・白・黒各2匹」
「メダカ元気スポイト」
「メダカ元気育成メッシュ丸型」
「点滴法水合わせキット」
ウィローモスという水草が好きなのですけど、それが
どうも上手に育てられなくてどうしたものかと思案して
いたら、枯れてドロドロになったホテイ草の根っこ部分
に守られて、なんと冬越しし、少し増えていたのです。
感動。てなわけでモスは今回は無しで、マツモ(キンギョ
ソウ)を入れることにしました。そのうちホテイ草も買っ
てきます。
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腐ったホテイソウをどけてはいけない理由
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おだまじゃくし変換から帰宅した午後、トロ箱のどろど
ろしたホテイソウを引き出しました。手前の水が茶色い
トロ箱には実はミナミヌマエビが1匹入っているので、根っ
こに隠れていないか確認しながらそっと作業。
すると、タニシのあかちゃんが4匹いるのを発見しました。
なんと。ホテイアオイはウィローモスだけでなく、メダ
カの隠れ家になったり、水面が凍った冬の日にはタニシ
を守ってくれたのだね。赤ちゃんタニシのゆりかごにま
でなって。。
…タニシって一人で子ども生むのかな? 調べないと。
あまりに増えても預かってきたところに返しに行かない
とならないし(汗)
ホテイソウをどけたあと、トロ箱の底に溜まったおだま
やメダカのフンやら何かをスポイトで吸い上げました。
透明カップに出すと、イトミミズがいたりして、これま
たいつの間にちゃんと生態系ができていたようです。底
は全部キレイにしてしまうといけないような気がしたの
で、ある程度は残しました。
なんかまだ汚いな
トロ箱の水の透明度に差があるのは、入っていたおだま
の数の違いです。手前がおだま多め、奥はメダカ2匹とお
だま少量でした。はてはて。どちらにもシジミは入って
いるんだけどな。。シジミを整列させて数えてみます。
手前の茶色い水トロ箱。シジミ少ない!
奥の透明水トロ箱。シジミ多い!
なんということでしょう。はじめに数えて分ければ
よかった。適当すぎた。こんどはちゃんと半分にする。。
というか、トロ箱1つに20個くらいシジミ入れたほうが
良いのかも。。
到着の姿(左:メダカ、右:ミナミヌマエビ)
チャームさんは、いつもこうして空気いっぱいで届けて
くれます。発泡スチロール箱に入れてていねいに送って
くれるので、トロ箱はまた利用します。
さて絶対に失敗できない水合わせです。
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水合わせはていねいに。生体到着は
午前中でないと夜までに間に合わないよ
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まずは水温を合わせる。2時間半ぐらい
袋のまま2時間半ほど浮かべておきました。
ミナミヌマエビは慎重に、点滴法で水合わせ
ミナミヌマエビって、自然に生息しているもの以外は
とってもデリケートで、水合わせをていねいにしてやる
ほうが良いみたい。
てなわけで、「点滴法」と呼ばれるやり方で、1秒1滴の
速度で2時間半かけて合わせました。
メダカ。赤いのは楊貴妃、ほかは白と黒
メダカの水合わせは、20分おきくらいかなぁ、プラカッ
プ1/3ずつくらいサックリサックリと行いました。メダカ
は大きくて元気で、輸送されてきたから絶食して休ませ
ようかなと思ったけど、水合わせの段階で餌を探してい
る様子だったので、メダカのために用意してあるボウフ
ラバケツから試しにボウフラ先輩をやってみると食べる
食べる。元気そうでよかった。メダカの水合わせは1時間
半くらいかけました。
しばし待たれよ
はい。水合わせ完了☆
メダカin
ミナミヌマエビもin
とりあえず、夜になっても落ちてる子は誰もいなかった
ので初日は大丈夫かなと。
ここにホテイソウを足せばひとまず完成
手前がミナミヌマエビトロ箱、奥がメダカトロ箱です。
昨年の夏は、トロ箱の壁が緑の髪の毛みたいなアオコ
がくっついて取れなかったのですけど、なんとおだま
じゃくしが全部キレイに食べてくれましたよ! タニシ
よりミナミヌマエビより優秀でした!!
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うちに元からいたメダカの種類は
なんだったのか問題
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キレイなメダカって初めて見たのですけど、買ってきた
のと比較すると、もともといた2匹は、黒メダカみたい。
自然の川にいた子たちなんだ〜。仲良くやっていけると
良いな。
とらこ氏は、赤い楊貴妃メダカのことは、金魚だと
思っているみたい。たしかに金魚っぽくあるね。。
ことしこそは、だいじにだいじに育てるぞー!
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