流行ものに弱いんです。あと、限定品とか。というわけ
でこの夏、猛威をふるっている「手足口病」にトライ!
※大変ライトに書いていますが、とても辛かったです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それは突然の高熱から始まった…
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いつものように、とらこと遊んだり夫氏に悪態を
ついたりしていた2013年8月11日(日)の夜。
「さて寝ましょう」と思った頃、突然ものすごい
寒気がしました。「あ、これは熱が出る」と思い、
タオルケットの上に軽い羽毛布団を追加して横に
なるも、どんどんひどくなる寒気と喉の痛み、膀胱
の違和感。
このときはまだ、おでこを触っても冷たい感じで、
「熱発は気のせいかなぁ?」と思ったのですが、
念のため布団から這い出て体温計を取りに行き、
別室の夫氏に「熱出てる〜もうダメかもしんない」
と申告。
8/12(月) 0:33 37.7℃ ←寒気と頭、目の痛み
8/12(月) 3:18 37.9℃ ←上がりきったか、寒気収束
8/12(月) 6:43 38.2℃ ←保冷剤で頭と目を冷やす
8/12(月) 14:17 37.7℃ ←下がったり上がったり
寝てもちょっとすると目覚めてトイレに行きたくなり、
なんだか落ち着かない膀胱に「腎盂腎炎再発?」と
恐れおののくも、尿が濁っていない、腰はさほど痛く
ないことから、腎臓由来の熱ではないような気がしま
した。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここで、おさらい。
熱発時の対応の基本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
寒気がする間は温める。寒気が収まって、汗を
かき始めたら上がりきった証拠なので、冷やし
始めること。
これは、以前腎盂腎炎で入院した時に看護師さんに
教わったことです。寒気がしているときは、冷やすと
かえって良くないそう。まだまだ熱が上がるので、
寒気がしている間はとにかく温める。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
熱は丸1日で引いた。次に現れたのは…
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
熱発と頭、目の痛みは、まる1日で収まりました。
8/12(月)の夕方、少し前にやった咽頭結膜炎、
別名プール熱の薬が残っていたので、それを飲んだ
ことが早く解熱した理由かもしれません。
◆ロキソニン
◆ムコスタ
◆トランサミン
以上が咽頭結膜炎のときにもらった薬です。
しかし、依然、喉の痛みだけは残っています。喉の
奥が真っ赤。扁桃腺じゃ… ないと信じたいのです
けど… 出産後、しょっちゅう喉を腫らすのです。
そのたびに耳鼻科に行くのですけど、いつ「切りま
しょうね」と言われるかビクビクしています。今回も
喉から来る熱でしょうか?
8/13(火) 7:48 35.6℃ ←平熱に戻る。ヨカッタ
しかし、喉の痛みは悪化。そして、左の手のひらに不穏
な赤い斑点がひとつ。ここから4枚、写真が出ますが、
グロくはないですからご安心を。「手足口病」の特徴を
記録しておくだけですから。どなたかが「もしかして?」
って思った時の参考になるように。
8/13(火) 12:33 手のひらに赤い発疹
8/14(水) 8:15 時間を追うごとに増え、指先にも
8/14(水) 19:46 ひたすら痛い。足の裏にも出る
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
どんどん赤い斑点が増え、痛みMAXに
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この斑点こそが、手足口病の証ですね! 流行に
乗ってやりましたよ! 喉の痛みと増える斑点に
おののきながら仕事を進めます。(守ろう納期)
始めは手のひらだけだったポツポツは、指先、
足の裏、口の中、そしてなぜか私は顔にも出ま
した。
どうも、接触する部分に多く斑点が出るようです。
1日ぶりにシャワーしたのですが、髪を洗う指先が
痛い、タオルを身体になでつける手のひらが痛い。
足の裏は、土踏まず部分はほとんど出ず、指先と
指の付け根、かかと部分の「地面につくところ」
中心にポツポツが出ました。これが、歩くと超痛い!
基本的に、手足口病に効く薬はありません。じっと
耐えるしかないのです。
痛みのピークは、8/15(木)でした。その後は
斑点部分が硬く茶色に変化しています。痛くは
ないけど、ゴワゴワしている感じ。ハヤトウリに
かぶれたときのようなゴワゴワ感です。
それから1週間後。8/21(水)には炊事やお風呂で
ふやけた指先の皮がむけはじめました。少しずつ
むけてくるので、子どもなら気になってむしって
しまい、痛くするなぁ、これは… と思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「あってよかった!」と思ったもの
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ケーキの保冷剤… 熱発時の目の痛みや発疹の痛みに。
◆小林製薬「熱さまやわらかアイス枕」… 冷凍庫に入れ
ても凍らず、ゴツゴツしない。寝返りが打てる。
◆アスコルビン酸… ビタミンC。これを飲んでいたお陰で
発疹がひどくならなかったのかもしれない。
◆ヒビスコール… アルコール消毒剤。家族の感染予防に。
◆シャンプーブラシ… 発疹が痛むので、なるべく手を使い
たくないのです。
◆泡で出てくる全身シャンプー… 上記同様。タオルでは
なく手のひらでササっと洗いたい。子ども用の低刺激性
のものがありがたかったです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あればよかったかも、と思ったもの
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「熱さまやわらかアイス枕」は冷凍庫内で場所をとるため
2つ用意するというわけにはいきません。
使う時だけ冷やすことのできる「氷枕」も用意しておく
と良いなと思いました。「氷のう」は、おでこの上に
乗せるものなので、今回は必要なさそう。子どもが頭を
ぶつけた時には便利かもしれません。
感染予防のために、使い捨ての手袋もあると良いなと
思いました。保育園で使っていたりするアレです。
おむつを替えたあと、汚物面を内側になるよう、手首
から汚れた面を引っ繰り返して捨てることが重要だ
そうです。食品衛生法適合のものだと、食事の介助の
ときにも使えて良いかも。
手足口病は、毎年、乳幼児に流行る夏風邪の一種なので
すが、実はわたしも息子からうつりました。さいわい
息子は軽く済みました。しかし、大人は重症化します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
手足口病にかからないためには?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そもそも、手足口病は「コックサッキーウイルス」
というウイルス性の伝染病です。型がいくつかあって
乳幼児を中心に、何度もかかることもあると。
とらこも、赤ちゃんのころ、やったんだけどねぇ。
今回とはきっと、型が違ったんだねぇ。
飛沫感染や便の中にウイルスがいるので、手洗い・
うがい、アルコール消毒などしか防ぐ手立てはない
みたい。
熱や斑点が引いても、1カ月近くは体内にウイルスが
いるので、おむつ替えのときなどは良く手を洗い、
消毒をしましょうといのことです。
斑点の痛みがピークの時は、鉛筆も持てませんでした。
iPhoneの画面をフリック(滑らす)とこはできたけど。
乳幼児と触れる機会の少ない人は、感染の心配も少ない
と思いますが、乳幼児や妊婦さんのいるところには、私
はしばらく出向かないことにして家でジッとしていました。
うつしちゃってもいけないしね。
みなさんは元気に残暑を乗り切ってください^^
カスタム検索