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2011年09月07日

松尾貴史 ネタになる「統計データ」を読みました

アンケートを取ってその結果を企業が利用するというの
は以前からありますが、いまはネットを介することで
より早く、多くの結果を集めることができるわけです。

また、欲しい結果に合わせて答えを誘導できるように
設問することがテクニックとしてあり、「事前アンケー
トによると、これこれこういう結果が出ました。そこで
弊社は新商品●●を開発し…」というプレスリリースに
なったりするのです。

まぁ個人的にはネットアンケートは、あんまり信頼
できる情報だとは思っていないのだけどね… ポイント
稼ぎ目的の人もいるわけだし… 設問の時点でバイアス
がかかってたりもして、あんまり好きじゃないな…

そういった背景があるわけだから、公になってる数字が
すべて正しいのではなく、なにか思惑が絡んでいるかも
よと常日ごろ思っているところへキタコレ!

松尾貴史 ネタになる「統計データ」

松尾貴史著 ネタになる「統計データ」
帯の下の前掛けに書かれた「松数司」ってなんだろー

「統計データ」しかもキッチュさん(松尾貴史さん)が
書いたとなると読んでみないわけがありません。

キッチュさんが統計データについてどう感じて、どう
読み取っているのか興味あるでしょ! 早速ページを
開いてみます。

松尾貴史著 ネタになる「統計データ」
はじめに

こんな本を書いていてナンですが、私は統計学や世論調査にくわしいわけではありません。

イイ! しょっぱなからコレ!
ただ、日本人が持っている「お上意識」というか、権威に対して逆らわないというか、統計を出された時点で「それは客観的なものだ」と信じてしまうお人好しぶりに関して、一度怪しんでみる、疑ってみる姿勢は必要だという思いがありました。

そうそう! そうなのよね! 

松尾貴史著 ネタになる「統計データ」
結婚式での余興をどう思うか?

この章ではスピーチのことが書かれています。話が長い
人への対処法も。なるほど、角が立たないってのは大事
よね。

それでね、思い出したのが長野で行われた先輩の結婚式
の余興。スピーチどころか地元消防団の方による、
大きなハリボテを使ったとても書けない出しもの。

新幹線に乗って長野からさらに単線に乗って時間かけて
参加してあれを見せられた日にゃぁたまりません。
ブログとして書けるネタになったけど…

話がそれました。

この本は、日刊ゲンダイで連載していたコラムをもとに
加筆修正のうえ1冊にまとめたそう。ひとつのテーマが
見開き2ページで書かれており、いつでもサクッと読め
ます。

生活、文化、社会、経済、政治の5章全72編。どこから
読んでもニヤリとさせられます。気になった章をもとに
キッチュさんのお話が聞いてみたいなーと思わせる良書。
ぜひ。

▼キッチュさんのツイッター
http://mobile.twitter.com/Kitsch_Matsuo

▼キッチュさんのカレーやさん
http://pannya.jp/







posted by りすきぃ at 22:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
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