夏は、やっぱり本が読みたくなりますねぇ。という訳で
森見 登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』を読みました。
iPhoneのKindleで。
舞台は、京都です。なんというかこう、わたしは実際に
ある土地で生きている人たちの物語を読むのが好きなの
です。「そこにいけば、いるんじゃないかな、会えるん
じゃないかな」って思っちゃう感じがいいんですよねぇ。
京都の地名があちこちに出てくるので、土地勘がある人
はより楽しめると思います。「京都の大学生が出会って
ゆく人たちが、実はこういう形でつながっていて…」
というお話です。
文庫なのでサラっと読めますし、(そうだな、遅読な私
でも4時間くらいで読めた)章ごとにしおりを挟んで
いきながら少しずつ楽しむのも良いと思います。文体は
独特なので、苦手って人もいるみたいね。
左:文庫版、右:Kindle版です、たぶん…