読みました。きょう発売。(きのう入手しました)
弾小飼さんセクシーおポーズ、税込み1500円
会社員だったころに比べると、本はずいぶん読まなく
なっちゃったんですが、読書にはまると、寝食(お風呂も)
を忘れて没頭しちゃうので危険なんですよねー。本好きな
ひとって、そういう傾向あると思うのですけど。
あと、電車の中とかで「この人ナニ読んでんのかな」と
思われるのに抵抗があってカバーかけたりするよねー。
この本には、だんこがいさんが実践されている、本の読み方
が書かれています。例えば、フィクション・ノンフィク
ションの読み方、選び方から、読んだ本から自分がナニ
を学んだのかを振り返る大切さなど。
それから、本読むのものすごい速い人っているでしょ?
そういう人が、どういう読み方をしているか、とか。
(余談ですが、うちの旦那さんもモノスゴイ速くて驚きます)
だんさんの言葉の中で、ストンと心に落ちてきた言葉を
いくつか。
ノンフィクションをうまく読めなかったというときには
著者の責任と思っていいし、読むのをやめてもかまいま
せん。読みやすく書かれていなかったのだから、捨てち
ゃってもいいのです。(P88)
結構あるのよね。ムズカシイ話をムズカシク書いてある
本って。わかんない私が悪いのかと思って格闘してた。
そっか、捨てちゃっていいんだ。ぽーい。
考えながら本を読むと、時間がかかるもの。逆説的にな
りますが速読の秘訣は「読みながら考えない」ことにあ
るかもしれません。
「読書できる」という限られた時間の中で、効率よく読む
ためには、やっぱり速く読めるに越したことはないんだけど、
どうも私は読みながら考えちゃって、進まないってことが
よくあるんだよね。あとで感想を書こうとすると、余計に
遅読になる… 「考えければいいのか!」って、目から
ウロコでした。
「そう言われたって、どんな本を読んだらいいか
わからないよぅ」という人も心配しないで! 巻末に
「小飼弾が選ぶ最強の100冊+1」というガイドが載ってます。
いきなりは難しいかもだけど。
それから、初めて知った言葉がひとつ。「6次の隔たり」。
ハズカシーイ。「自分の知り合いを6人以上介すると、
世界中の人にたどり着ける」っていう仮説があるんだって。
そうだなぁ、最近、ブログやtwitterを介して、たしかに
「あの人とあの人は知り合いだったのか!」ということ
もあるから、あんまり人の悪口言っちゃいけないねって
思うことがあります。言わないけど。
むかし新入社員のころ習ったのは「同業他社を悪く言わない」。
あったりまえのことなんだけど、できてないことって
あるんだよね… 気をつけゆ。
弾さんのご本は、きのうから書店に並んでいます。
運がよければ、表紙と色違いの、弾さん直筆サイン入り
Tシャツが飾られているかも^^