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2008年09月08日
食べるパンのお話
土曜日、ちょっと朝からばたばたしてました。
私が「ご飯食べてる時間ないから、このまま
出かけるねー!」と玄関に向かうと、父が
「ちょっと待って! 食べるパンみたいの
買ってきてあるから! どこかこの辺に…」と
何やらごそごそ始めました。
食べるパン? 急いでいたんだけれども
その言葉に反応し、「何それ。腐る化粧品みたい」
と、少し待つことにしました。
「ほら! 2種類あるぞ!どっちがいい?」
父はうれしそうにしています。2種類あるぞって、
自分で買って来たくせに。
…父が出したものは、クラッカーみたいな
お菓子でした。なるほど、これが食べるパンか…。
ありがたく頂いて、電車が来るまでのわずかな
時間に食べました。よる、家に帰ったら
「あれうまかったな♪」と言う父。なんだ、自分も
食べちゃったみたいです。
あわてていた私に、父もあわててしまい、
言葉が出なかったみたい。
いくつになっても、親にとって、私は子ども
なんだなぁと実感したお話でした。…親に
心配かけちゃいかんよね。
今週もがんばります。